
人は大きく分類すると、2種類に分けられる。
土産物屋のフサフサを買う人と、土産物屋のフサフサを買わない人だ。ということで、『土産物屋のフサフサマニア』の巻!
で、このフサフサというのはなんなのかというと、皆さんも旅行先のホテルや旅館の土産物屋で一度は見た事あるだろう。
きつねのような、ハクビシン?のような、なんだかよくわからないフサフサのしっぽをもった彼。
たいしてかわいい訳でもなく、では肌触りが良いのかと言えば、けっこうボンドががっちり塗布されていて『ふわっふわ〜』な訳でもない。
なのに何故か彼は全国にテリトリーを持っており、温泉あがりの上機嫌な僕を驚かすのだ。
実は、このフサフサを大量に購入し続ける奇特な人間がいる。
それは僕の妹。
彼女は言う。
『これはもう呪縛に近い。』と。
ファーストコンタクトは小学生の時。祖母に土産としてもらったフサフサに、なんだか運命を感じてしまったのだろう、幼い彼女はコレクトすることを決意する。
以降、旅行に行ってはフサフサ購入。誰かが彼女に買ってくる土産もフサフサ。
しかし、実はフサフサが嫌いだという。…矛盾である。
もう、買わなければいけないという使命感の域に達してしまっているらしい。途中でやめたらとんでもない災難がやってくるのではないかという、あの自分ルールにまんまとやられているらしい。
実家の彼女の引き出しには、無数のフサフサがみっちり詰まっている。
そんな妹のような人間が全国に何人居るのだろう。
今日もフサフサの呪縛スパイラルは続く。