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2007年08月 アーカイブ

2007年08月24日

機能美の最高峰!「工場マニア」

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第一回目のマニア探訪は、「工場マニア」ですよ。わくわくしちゃうね。

実は工場マニアと呼ばれる人々はかなり多く、工場写真集「工場萌え」なる本も大人気!mixi内コミュ「工場・コンビナートに萌える会」参加人数も2500人を超えているらしいよ。

いやいや、でもそんな「工場」の何にハマるの?
コミュ管理人、「鉄男」こと石井哲さんは語ります。

「無機質な金属の質感と圧倒的な重量感。飾り気はないし、パイプや煙突など複雑でめりはりの利いた造形がむき出しで現れている。そういうものをかっこいいなと」

今では夜中の工場を船から眺めたり、煙のニオイをみんなで嗅いだりする工場見学ツアーも開催されているそうで、ますますマニアは増殖されていきそうです。

そんな僕も、実は京浜工業地帯出身。そして工場好き。
昼や夕方にサイレンが鳴り響き、煙突からはもくもく煙。
小さいころからそんな環境で育ってしまうと、街中で重機を見るたび感慨深くなるんですねー。

きっと田舎の山を思い出し、感慨深くなるのと同じことなんでしょうね。

しかしながら工場のデザインには、たしかに息を呑んじゃう。
意図的に仕組まれたデザインではなく、まさに機能するために作られた、目的が明確な建造物。
なんか、こう、職人的な感じというかな、職人さんの腕とか手の甲とか、そんな美しさが工場にはあるんです。

そして、男性的な顔と、女性的な雰囲気を持ってるんだよね。こう、なんというか、
とにかく夜のガスタンクは妖艶すぎる。

昼のいかつくたくましい工場と、夜の怪しげに光る魅力的な工場。
うーん、どっちもいいよね。たまらん。

「工場」の美しさは他の建造物とは違う美しさだ。
それは「生産」という明確な目的を持っており、決して「美しさ」や「快適さ」を目的としていない。
住居やモニュメントとは違う、「機能美」がそこにはあるからだ。

ほんの少しでも「工場」に興味を持っているなら、今すぐ京浜工業地帯へ。

お待ちしてますです。


ずっしりダンディな生活!「団地マニア」

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あなたはどんな建物に住んでいますか。一戸建て?マンション?アパート?
今回は、ずっしりどっしり「団地マニア」です。

という訳で行って参りました。団地。

ここは神奈川県K市にある、15棟からなるマンモス団地。1970年代に竣工し、現在11,500世帯、2,5000人が暮らしている。
この団地には、小学校、スーパー、交番やデイサービスまでもが設置されている。まず目を引くのは、その末広がりなどっしりとした建物。日々生活している方々には見慣れた風景かもしれないが、これは息をのむ、まさに『圧巻』なたたずまいだ。

団地好きの血が騒ぐ。

この団地は、団地そのものが『○○町』と名が付いているだけあり、ものすごく広い。敷地の中央付近に立つと、四方を建物に囲まれ、なんともいいがたい妙な気持ちになる。どっしり。

「団地マニア」な人気サイト「住宅都市整備公団」での団地評価チャートには、「ダンディ」という評価項目がある。
これは団地建物特有の「ダンディさ」に注目した評価項目なのだが、これには「なるほど」と感じる。
団地のイメージとしては「若奥様」なイメージがあるが、よく団地のフォルムを眺めると、あら不思議。

なんだか紳士に見えてくるぞ。

どっしりなフォルムも去ることながら、なんだかスマートな気品。そして包容力。
とてもダンディーじゃないか!団地!

そしてここにはSNSもびっくりな「一致団結コミュニティ」がある。
町とも、村とも違うこの「ダンディコミュニティ」にあなたも溶け込まれてみませんか。

街中を縦横無尽!「河川マニア」

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地図を見ると、うねうねと走る水色の線。海に近づくほど太く、大きくなる線。そんな線に魅了される人、「河川マニア」。

川沿いなんかを歩くと、この川の上流ってどんなトコなんだろう。自転車乗ってサイクリングがてら行ってみるか。とか考えてしまう。(実際には行かないけどね)

大きな一級河川もいいんだが、なにより気になるのは支流や排水路に近いような「その辺の川」ですね。

そして昔は川だったところも、埋め立てられて道路になったり、地下に隠されたりしている。
そんな存在感のない川が大好きです。

その中でも個人的に「萌え川」なのは、「渋谷川」です。

そもそも『渋谷』という地名。この街は全体が『谷』だった。そしてこの『渋』というのは、そこに流れていた川の色が『渋色』だった為につけられたそうな。(鉄分がすんごく多い水質だったんだって。)

で、音楽の授業で歌った『春の小川』(は~るのお~がわ~は~さらさら~…)のモデルもこの渋谷川。
しかし、あまりにも氾濫が激しかった渋谷川(谷だもんね)は、昭和30年代に地下へ隠されてしまったそう。

新宿御苑の湧き水からスタートし、表参道を突っ切り、キャットストリートへ。そういえばあの道、クネクネしてるよね。
川の上を歩いていることになるんですね。

宮下公園から東急デパートへ。デパートの真下を川が流れているため、このデパートには地下街がない。むしろ、作れないの。

もう一本、宇田川という川も支流としてハンズ方面から駅の方へ流れている。ちょうど西武の下にあたる。
ほら、A館とB館の連絡通路って、頭の上を通ってるでしょ。
やっぱり地下通路は作れなかったんだって。

で、その後稲荷橋から川は地上に現れ、恵比寿を通り、東京湾へと向かうのです。


目に見えぬが今なお、ひっそりと流れる渋谷川の謙虚さ。たくましさ。
見習いたいです。

2007年08月26日

目指せ億万長者!「宝探しマニア」

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誰もが一度は夢見た宝探し!夢は大きく!宝探しマニアの巻。

宝くじ当たらないかな…もし当たったら…マンション買って、高級車揃えて、そんでもって…なんて真剣に考えてしまいますよね。
でもどうせなら本物の宝物見つけてしまえ!ってことで、今回は宝探しマニア、いわゆる『トレジャーハンター』をご紹介です。

『宝探し』といっても、インディ博士のようなモノや糸井重里の徳川埋蔵金発掘のようなモノでもなく、ハンディタイプの金属探知機を使って行う『お手軽宝探し』の事。
アメリカでは海辺でコインを探すのが趣味として定着しているらしい。

でも金属探知機って高いのでは?
と思ったら、
金属探知機ってレンタルがあるんですね。
お値段は一日12000円位から。

日本の場合、海辺よりも『神社』や『寺院』等、古い敷地内に古銭が眠っているらしいです。(けっこう、何百枚単位でザクザクいけちゃうらしい。だまって持って帰ったらいけませんよ。)
そして、最もお宝のニオイがするのは河川の底。
昔は河川による物流が主だったため、時折転覆した積み荷がそっくり残っているという。
中には金や海外の陶器など、かなりのお宝が沈んでいるんだって!

しかし実際によく見つかるのは寛永通宝でして、当時かなり生産されまくった貨幣のためそんなに値はつきません。(一枚10円くらい。そんな…)
ただ、寛永通宝でもいろいろと種類があり、珍品であれば1枚200万円以上というものもあるので、なめてはいけない。

夢を追い続けるのはとてもステキな事。
でも本当の宝物は、そんな探究心みなぎる熱いハートだったりそうじゃなかったり。

ガッチリ心まで捕われてしまう!「食虫植物マニア」

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ガーデニング。いいですね。でもどうせならちょっと変わったアイツを育てたい!ということで食虫植物マニア!

『食虫植物』と聞いてまずイメージするのは『怖い』『危ない』『へんなカタチ』と、マイナスイメージの方も多いはず。
でもじっくり向き合うと、
あら、食虫植物ってかわいいじゃない。

その名の通り、彼ら食虫植物は昆虫を捕らえ、それを養分として生きています。
虫の捕り方は5種類あり、『はさみこみ』『すいこみ』『おとしあな』『ねばりつけ』『さそいこみ』と、
合コンの小悪魔な女の子にも負けない技の持ちよう。

特に有名なのは写真にある『はさみこみ』代表、『ハエトリグサ』。
いつもは口を開けていて、虫が毛に触れるとパクッと閉じます。

実はこのハエトリグサ、毛に2回触れないと口が閉じないようになっています。
1回目は『いや、まだ完全に入り込んでないわ…』と、慎重。そして2回目に『これは確実にハマったわね!!』と口を閉じるという、なんとも慎重かつ堅実かつ確実的な機能が備わってるんですね。

まさに小悪魔。

そうして捕獲した虫は、約10日かけてゆっくり消化していきます。なんともスローフード。

そんな怖い一面を持つハエトリグサも、やはり植物らしくきれいな白い花を咲かせます。
そうそう。こういう意外な可愛さに男は弱いんだよね。うん。

食虫植物をガーデニング…なんてのも、けっこうオシャレな趣味かもですよ。
(ホームセンターで購入できます。)

2007年08月27日

眼も腹もだまされる!「食品サンプルマニア」

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レストランの前でおいしそうに並ぶ彼ら。いや、食べられないってわかっていても、よだれが出てくる。「食品サンプルマニア」!

テレビでもよくやってますよね。食品サンプル選手権。
もう、あそこまでいくと、ひとつの芸術作品ですね。美しい!

食品サンプルの歴史は、そもそも教材として使われていた食品模型を、「そうだ、店頭に置けばお客さんに料理のイメージが簡単に伝えられるぞ」と大阪で生まれました。

店頭にあらかじめディスプレイする事で、テーブルに着いてからメニューを決める時間が省け、店の回転率も上がるというわけですね。
まぁ僕ら客側も、あれこれディスプレイ眺めるのは楽しいですよね。

食品サンプルは、パラフィン、樹脂、ガラス等で作られています。
ロウが主流かと思いきや、丈夫さを考えて今では樹脂(プラ)が主流のようです。

この食品サンプルというモノは、日本独自の文化でして、海外からの観光客は例の『宙に浮いたフォークナポリタン』に「ワーオ!」となるそうですね。
たしかにトリッキーなアイテム。(そもそもナポリタンも日本生まれですし。)

合羽橋や浅草でもキーホルダーなんかが売ってます。
寿司USBメモリや、めんたいこUSBメモリまで。

是非食品サンプル作りたい!という奇特な方へ朗報。
マニアの間では、『食品サンプルのふるさと』とも呼ばれる岐阜県の八幡町では、実際に天ぷら製作体験が出来ます。(体験料1000円)

パラフィンに樹脂エビをくぐらせる快感。うーん。たまりませんね。

みなさんも『マイ天ぷら』作ってみては?

2007年08月28日

日曜騎士しませんか!「甲冑マニア」

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くたくたになって満員電車に揺られる毎日。でもいつでも気分は騎士(ナイト)でいたい!「甲冑マニア」の巻。

日本の武将達が着ていた鎧もかっこいいけれど、シルバーな西洋甲冑もかっこいい。

そのスマートで気品溢れる姿…かっこいい!

西洋甲冑にもたくさんの種類がありますが、今回注目したいのは『プレートアーマー』と呼ばれる全身装着タイプの甲冑。
この甲冑は主に鎧として歩兵が着るというよりも、指導者が身分の高さや威厳を示すために着た嗜好品に近い鎧です。
今現在残されているそのほとんどが、こうした『美術品』として装飾された甲冑たちなんです。

といっても当時、実際に打撃系の攻撃に強く、防具としても効果を発揮していたようです。
しかしその後、戦闘に使われる武器が銃器に変化し、次第に『甲冑』は防具から装飾品へと姿を変えました。

重量は20kg〜30kg。我々のイメージよりは軽いです。鍛えられた兵士であれば、充分な運動は可能だったと考えられています。

現在、オーダーメイドで甲冑を製作してくれる『甲冑職人さん』は国内にもいますよ。
主にドラマや映画で使われるそうですが、個人購入ももちろんOK。
お値段は全身フルオーダーで約200万円。

新車を全身にまとっている感じですね。

そんな金額無理!な人のために、レンタルもあるそうなのでご安心を。

そしてオンラインRPG主催の、

『甲冑コスプレイベント』なんてのも!

甲冑や武器は貸し出ししてくれるので、30kgの鎧を担いで来なくても大丈夫。
ただ、注意事項は守りましょう。以下抜粋。

当日は一般の観光客も遊びに来ております。
一般の方々が不快と思う行動やむやみに刀剣類を抜いたりしないよう心がけてください。
一般の観光客は皆様を騎士や姫と思っています。
マナーを守っていただかないと次回がございません。よろしくお願いします。


そう。だって騎士ですものね。マナーは守りましょう。

2007年08月29日

ただの蓋って呼ばないで!「マンホールマニア」

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普段、じっと踏まれている彼らも、実はアートなニオイがするんです。「マンホールマニア」!

そもそも下水道等の点検用穴として生まれた彼ら。「マンホール」とはその名の通り、「人間の穴」。人が入る穴ということですね。
ちなみに人が入れない点検穴を、「ハンドホール」と呼ぶそうでして。

まず、まんまるなその形。マンホールが丸い理由にはいろいろと諸説ありますが、
「丸いと中にフタが落ちない」
「力学的に丈夫である」
「除雪車がひっかけにくい」
「なんか、見た目がいい」
などなど、はっきりとした理由は謎のまま。うーむ。

さて、そのマンホールのフタですが、単なる無機質な模様のフタもあれば、なんともアーティスティックな作品も。
中には漫画のキャラクターマンホールや、広告として使われているものもあります。
村おこしの一環としてデザインされたものも多いようですね。

マンホールマニアさんたちは、そのデザインマンホールの写真をコレクションしたり、不思議な場所やカタチのマンホールを見に行ったりして楽しんでいます。
さすがに重いマンホールを家に保管するのは厳しい。(そもそも公共物を持って帰ってはいけませんよ)

地域性というか、土地柄によってそのデザインが違うのは、面白いですね。
旅行に行った際は、きれいな景色もいいけど、ちょっと足元も眺めてみましょう。
意外なアートが広がっているはず。

良いデザインマンホール見つけても、絶対持って帰らない。それが大人のマナー。


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